カバヤ食品について

2000 ヨーロッパで、技術を学ぶ

大人向けブランド「カレーム」の誕生

日本ではモノが溢れかえり、嗜好の多様化が顕著になり始めます。ただ品質がいいだけでなく、製品に込められたこだわりやストーリーが、ファンを創る。そんな時代背景が、カバヤ食品の追風となります。「天才菓子職人」と称えられたアントナン・カレームの名を冠した、本格志向の菓子ブランド「カレーム」をこの年に立ち上げました。焼き菓子先進国のヨーロッパの設備を導入、伝統的な味を学びつつも、日本人向けにカスタマイズ。さらにここで満足することなく、日々の進化を求め、社員の研修や海外視察を実施しています。

2002年 「ほねほねザウルス」発売

2004 ピュアラルグミ誕生

果実のおいしさを一粒に

本物の果物の味わいをグミで表現しました。時代に合わせて製法を変えながらも、香り、食感にこだわり、「果物の美味しさを一粒に」のコンセプトは発売当初から受け継いでいます。

岡山工場に工場見学施設「カバヤライブラリー」開設 

2005年 岡山工場・関東工場において「ISO9001・品質マネジメントシステム」の認証を取得

2006年 創業60周年記念事業として「カバ車」を復刻

2009 塩分チャージタブレッツ 販売

塩分補給をもっと手軽に。もっとおいしく。

発汗で失われた塩分を補給できる商品として登場。“手軽にすばやく塩分チャージ”できる特長が社会的ニーズに合致し、特に夏場に注目が高まっています

2010年 8月5日、カバ子永眠。企業設立時、カバヤキャラメルとともに日本中の子どもたちに笑顔を届けたカバ子が2010年にこの世を去りました。推定年齢58歳。飼育していた、いしかわ動物園によると世界2位の高齢だったそうです。

2011年 創業65周年記念事業として「カバ車・ガールフレンド」を製作
カバ車2台の名称を「クッキーくん」、「チョコちゃん」に決定
関東第二工場を新設 さくさくぱんだを中心としたチョコレート製品の生産能力を大幅に増強

2012年 関東第二工場「工場見学」受け入れ開始

2014年 大阪工場閉鎖 設備を、岡山工場・関東工場・関東第二工場へ移設

2016 日本カバヤ・オハヨーホールディングス、設立。

創業70周年。カバヤ食品、第2章へ。

持株会社「日本カバヤ・オハヨーホールディングス株式会社」を設立。関連会社のオハヨー乳業と共に傘下に入りました。グループのビジョンは、“真の欲求を究めて、ホンモノをカタチにする。” 70年、日本を豊かにすることに、こだわり続けてきた自負があります。しかし、その誇りを世の中に強く発信していくことができていませんでした。これまで以上にいいものを作り、思いも一緒に世の中に届ける。世界に誇れる企業へと、成長していく。オハヨー乳業をはじめとした事業会社と強力なパートナーシップを結んだカバヤ食品の、新しい挑戦が始まりました。

700以上あった商品を、半分以下に。

まず取り掛かったのは、商品の選定です。これまで展開していた700以上ある商品を絞り込みました。品数の豊富さではなく、品質で勝負する。自分たちが本当にいいと思えるものだけを世の中に届ける企業づくりの真っ最中です。

全社員、ビジョンを語れる企業になる。

グループ社内報「ALL for ONE」を発行しています。経営陣と社員を分けるのではなく、全社員が同じビジョンを持ち、一丸となって進むためです。私たちグループの決意と思いがつまった社内報を、これから入社するみなさんにも、ぜひ読んでほしいと思っています。

いいものを作るために、立場、役職、職種を超える。

「自分の仕事は本当にベストか」
常に自問自答しながら、“いいもの”を作るために社内の立場、役職、職種、グループ企業の壁すら超えた議論によって、感動していただける商品・サービスを生み出す風土づくりに取り掛かっています。

2018 本格的海外展開スタート

ピュアラルグミ 台湾へ

2018年9月、台湾語を印刷した専用パッケージのピュアラルグミを台湾のコンビニエンスストアで販売開始しました。今後もっと多くの方々にピュアラルグミのおいしさをお届けします。葡萄、りんごの2種類です。

「一般社団法人 日本経済団体連合会」入会

関東工場(関東第二工場含む)において食品安全マネジメントシステムの国際規格FSSC22000の認証を取得

2019年
岡山工場において食品安全マネジメントシステムの国際規格FSSC22000の認証を取得

世界に誇れる企業を、あなたと。

カバヤ食品の挑戦は、始まったばかりです。新事業も、サービスも、組織も、教育も、まさにこれから。これから入社するみなさんと、世界に誇れるカバヤ食品をつくっていきたい。わたしたちには70年以上の歴史がありますが、あなたを縛る歴史ではありません。少しぐらいの失敗ではビクともしない体制のなかで、あばれてくれることを期待しています。